秋にも使える羽アリのフライパターン

テレストリアル

こんにちわ、こんばんわ、nakiです。

暑い季節が落ち着いてくると大量に発生してくるのが羽アリです。
梅雨の季節からも飛んでいる虫ですが秋になっても有効なテレストリアルフライです。

夏バテ気味な渓流魚にはガッツリな昆虫よりサクッと食べられる虫が好まれるかも?ってことで羽アリのフライをタイイングしてみました。

秋のフライはサイズ感も大事?

真夏の高温が落ち着いてくるとメイフライのハッチが再開します。
秋のメイフライは春先と比べると小型のものが多いイメージです。
大きなフライで釣れないわけではないですが、この辺のサイズ感を持って作ったフライの方が反応がいいように思います。

瞬間的に反応して捕食に走る魚はフライの細かいディテールよりもサイズ感やシルエットが大事なのではないかと考えます。

「黒っぽくて羽がある虫を捕食しているならばそんな感じでフライを作れば魚が釣れる。」
そんな考えの元、秋にも大量に飛んでいる羽アリをフライタイイングしていきます。

【追記】

8月下旬に養沢毛鉤専用釣り場でこのフライを使いヤマメをゲットしました。
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羽アリフライのタイイング

水面に落ちたばかりの元気な羽アリは暴れてデッドドリフトしないはず!
なんて、勝手な想像ので弱って沈みかけた羽アリフライをタイイングします。

〔今回使ったマテリアル〕

  • フック:がまかつC15-B#14
  • スレッド:8/0ブラック
  • ボディ:ダビング材(ブラック)
  • ハックル:コックネック(ブラック)
  • ウィング:コックネック(ティップ)、CDC

※C15-Bは他のフライフックよりも少しゲイプ幅が狭くてシャンクが長いイメージです。
実際は#16くらいフライが作れるサイズかと思います。

1、スレッドを下巻きします。

シャンクの曲がった途中の部分から下巻きします。

2、ボディを作ります。

スレッドをある程度下まで巻いたらダビング材を撚り付けて、玉状?に巻きます。
シャンクの曲がった部分は間をあけて、

更にダビング材を巻きます。

3、羽を付けます。

コックネックのティップを2枚、長さを揃えてシャンクに取り付けます。
※他のフライにタイイングするときに使ったハックルの残りを取っておけば、無駄なく有効活用できますね。

余分はカットしておきます。

次に、CDCのファイバー(今回は2枚のCDCを重ねて片側のファイバーをむしり取りました)を先ほど付けた羽の上に取り付けます。
また余分はカットして、切り口にスレッドを巻いて平らにしておきます。

※今回のCDCはウィングと言うよりもインジケータ的に使いたくて取り付けました。

4、ハックルを取り付けます。

コックネックをウィングを付けた根本に取り付けます。

4~5回転巻いてスレッドで留めます。

5、仕上げ

ハックルの余分をカットして、スレッドをフィニッシュします。

CDCも長い部分を切りそろえたら完成です。

イメージとしてはボディが水中に沈んでハックルとハックルティップで浮いて流されていくのを想定しています。

まとめ

羽アリは秋にも大量発生することがありますが、場所によってサイズはまちまちかと思います。
良く行く釣り場であれば、辺りを観察すれば、どのくらいの大きさの羽アリがいるか見つけられるかもしれないので参考にしていただければと思います。

また、秋には秋の昆虫が流下して渓流魚に捕食されるので、大きなフックサイズのフライが釣れないという訳でもありません。

汎用的に釣れるフライなので、あくまでパターンの一つとして作っておくと、何かの時に役に立つと思いkます。

興味のある方は試してみてください。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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