フライリールは色んなサイズやデザインがあり選ぶ際に迷ってしまうこともあると思います。この記事ではフライリールを最初に選ぶポイントを紹介します。
フライリールには番手とスプールの形状があります。
〔番手〕
まず、フライリールを選ぶ際に気を付けるのが番手です。基本的には使うロッドと同じ番手の物を選びます。あまりにもロッドとの番手が離れているとロッドとリールのバランスが悪く、キャストしづらかったり、使っていて疲れたりします。
中には#2~3や#3~5など番手に幅をとっているものがありますが、それはリールに巻くフライラインが種類によって長さや太さが違うためです。
DT(ダブルテーパーライン)は22メートルくらいで短めですが中間部分が太くなっていてリールに巻くときかさばります。
WF(ウェイトフォア―ド)では、太いのは先端から9メートルくらいで、あとは細くなりますが、長さが29メートルくらいと、DTよりも長くなるのでバッキングラインの量に注意が必要です。
〔スプールの形状〕
スプールとはフライラインを巻いているホイールの部分です。こちらはクラシックタイプとラージアーバータイプがあります。
クラッシックタイプは軸が細くラインを多く巻くことが出来きる反面、巻きの半径が中心にいくほど細くなるため、ラインに巻き癖が付きやすいデメリットがあります。そのため、バッキングラインをしっかり巻いておくことが重要になります。個人的にはシックなデザインが多いこちらのタイプが好みですね。
ラージアーバータイプはスプールの糸巻き部分の半径が大きく、ゆったりラインを巻けますがラインを巻ける量が同じ番手だと若干少なくなります。各メーカではスプールの幅を広げるなどしてラインのキャパシティを維持しています。
デザイン豊富、フライリールの選び方
メーカーによってサイズが若干違かったりすることもありますが、どのタイプのリールも基本的に選んだロッドの番手とリールの番手が同じであれば問題ないです。
機構はシンプルなものが多いですが、いろいろな色やデザインがありとても面白いです。見た目で気に入ったものがあればそのリールを選ぶということも釣りを楽しくさせる要素の一つだと思います。
フライリールには機構的に大きく分けて2つの種類があるので紹介します。
ラチェット式ドラグタイプ
スプールを外すと内部に金属の板バネと爪がついており、それによりスプールの逆回転にブレーキがかかる仕組みです。渓流などの釣りの場合ラインを使う分だけあらかじめ引き出しておくためドラグ機能としてはあまり使わないかもしれません。ラインを引き出すときカリカリッ!と子気味のいい音がするのも特徴です。
ディスクドラグタイプ
スプールを支える支柱が内部の金属板につながっており外側のダイヤルを締めると金属板に圧がかかりスプールの逆転にブレーキがかかる仕組み。スプールが逆転する際割とスムーズにラインが出るため大物がかかった時などにダイヤルを調整してブレーキの強さを変えてあげるとバラシを防ぐことが出来るのが特徴。
まとめ
フライリールには様々な色やデザインがあります。ロッドと番手を合わせてバランスの良い組み合わせにしましょう。後は好みのデザイン、気に入った機能のものを選ぶのがいいと思います。
リールの形状、フライラインの種類によってもラインを巻ける長さが変わってきます。その時はバッキングラインを下巻きする量を加減して、きっちりスプール内にラインが収まるよう調節しましょう。
ラチェット式とディスク式の機能を理解して釣り方に合わせて選びましょう。
今回は、以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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