こんにちは、こんばんはnakiです。
フライフィッシングに興味があって始めてみようと思ったが、いざ釣具店に行くとフライ用品は横文字ばかりでよく分からん。
どの組み合わせて選んだら良いのか分からん。
と、いう人、入門セットがおすすめです。
入門セットはデザインがイマイチと思う方もいるかもしれませんが、フライフィッシングのタックルを感覚的に覚える為には最初から各釣り場に合わせてラインやリールがセットされているので迷う事がありません。
実際、私自身も最初はどの組み合わせを選んだら良いのか分からなかったので入門セットには大分お世話になりました。
最近だと見た目、機能共に長く使える入門セットも出てきています。
この記事ではそんな、オススメ出来るフライフィッシング入門セットを実際に使った感想やセットでは足りない物は何かなどを書いています。
フライフィッシングを自分の道具で始めてみたいと言う人はぜひ参考にしてみて下さい。
入門セットでは足りない物、フライに必要な道具類。
いきなりですが、各メーカーから入門セットが販売されていますが、セットだけ買って釣りを始められる物と、足りないものが有るもの、買い足しておいた方がいいものとがあります。
フライフィッシングを始める際に最低限必要な釣具は、
- フライロッド
- フライリール
- フライライン
- バッキングライン(下巻き糸)
- リーダー
- ティペット
- フライ(毛鉤)
です。
以下に紹介する入門セットにもこの一覧にある道具が入っているか注意しながら見ていきましょう。
〘フライフィッシングに必要な道具類についてはこちらの記事がおすすめ〙
入門セットの紹介
おすすめの入門セットを紹介します。
1、アキスコ ロッドエイシスフライフィッシングキット
フライフィッシングでは老舗のブランドアキスコが販売する、入門セットです。
#3~#6番までのラインナップがあるので、それぞれ渓流、本流、管理釣り場と、釣りを始めたいシーン別に選ぶことができます。
使った感想としては、割りと粘りのあるファーストミディアムアクションで初心者でもラインの重さを感じやすくキャストしやすいロッドです。
若干、重たいですが。
何より、ディスクドラグタイプのリールが頑丈に作られていて安心して使用できます。
〔セット内容〕
- ロッド
- リール
- バッキングライン
- フライライン
- リーダー
- ティペット
- 完成フライ
- 教則DVD
他のセットにない特典として、教則DVDがついてきます。
フライの道具の扱い方や、キャストの仕方を動画で説明してくれるのでこれから始める方には親切ですね。
取り敢えずフライフィッシングを始めてみると言う場合の道具は全て揃っています。
シーズン中、何度か釣りに行く予定や、フライフィッシングを続けてみると言う方は、リーダーとティペット、フライを数種類買い足しておくことをおすすめします。
2、グレイン ストリームカレント
バレーヒルと言うメーカーのブランド、グレインから出ているフライ入門セットです。
こちらは#2~#5と低番手からのラインナップの為、どちらかと言うと渓流からフライフィッシングを始める方におすすめのセットです。
4ピースのロッドなので携行性もいいですね。
ロッドは張りのあるファーストテーパーで軽く振りやすいです。
10mくらいまでの近距離のキャストなら初心者の方でもすぐ出来るようになるのではないでしょうか。
逆に、ロングキャストしたい場合は、ロッドが少々華奢なので難しくなると思います。
#3番、7.7ftのセットを購入しましたが、ロッドは軽くとても扱いやすかったです。
ディスクドラグタイプのリールが付属していますが、3ヵ月くらい使用したらドラグの機能が不調になったため、堅牢性にやや劣ると思いました。
渓流でのフライリールの役目は、フライラインの収納が殆どなので、気にならない方は選んでも問題ないと思います。
〔セット内容〕
- ロッド
- リール
- フライライン
- バッキングライン
- リーダー
- ティペット
- 完成フライ
- 説明書
こちらは、道具やキャストの仕方などを説明した説明書が付属します。
こちらのセットも定期的に釣りに行かれる方には、リーダー、ティペット、フライの買い足しをおすすめします。
3、キャツプス フライロッドスターターキット
こちらもフライ業界では有名なメーカーでキャップスの入門セットになります。
8ft#4番と8.6ft#5番、9ft#6番の3種類のラインナップで割とパワーのあるロッドセットとなっています。
管理釣り場などからフライフィッシングを始める場合におすすめできる入門セットです。
3ピースで少し仕舞い寸法が長くなりますが、上の2つのセットにない特徴として、ロッドのハードケースが付属します。
リールはグラファイト製で軽量ですが、意外に剛性があり多少落としても壊れません。
ハードケースは釣り場まで道具を持っていく際、何かに引っ掻けてティップ(竿先)を折ってしまったなんて可能性が格段に減ります。
キャンプに行った際の釣りなど他の荷物と一緒に釣具も積むなどの場合もおすすめです。
〔セット内容〕
- ロッド
- リール
- バッキングライン
- フライライン
- リーダー
- 完成フライ (2本)
こちらのセットは、ティペットが付属しないので別途購入する必要があります。
あとフライが2本しか付いていないので釣りに行く前に買い足しておいた方が良いでしょう。
買い足しておいた方が良いもの
どの入門セットでも共通ですが、消耗品になるものは、トラブルがあっても仕掛けを作り直せたりするので事前に買い足しておいた方が良いです。
具体的には、リーダー、ティペット、フライです。
リーダーは1回の釣行ごとに基本的には交換した方が良いです。
ティペットは、フライを交換するたびにどんどん短くなっていくので、必ず必要になります。
フライも釣りをしていく中で、無くしたり、壊れたりするのである程度の種類と数を揃えておいた方が安心です。
必ず持っておいた方がいいもの
入門セットには無いものでフライの釣りをする上で必要になるものがあります。
それは、クリッパー(ハサミ)とフロータントです。
フライを結び直したら、必ず余分な糸が出ます。
手では切れません
これをカットするのにクリッパーは必ず必要になります。
あと、ドライフライは使っているうちに沈みます。
浮力を維持するためにもフロータントは必要になってきます。
この二つは必ず揃えておきましょう。
関連記事のリンクを貼っておくので参考にしてみてください。
まとめ
入門セットは、手軽にフライフィッシングを始められる便利なものですが、一つで全てがまかなえるかと言うと、中々難しいところがあると思います。
ただ、フライフィッシングの取っ掛かりとして、楽しさを知るための物としては十分だと思います。
入門セットでフライを始めて、長く続けていこうと思ったら、自分のタックルを揃えていくのもいいと思います。
「フライにハマれば絶対にロッドが何本あっても足りないと感じる日が来るはずです。」
フライの世界に足を踏み入れたあなたの、そんな日が来ることを願っています。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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