こんにちは、nakiです。
梅雨明けして暑くなりましたね。
もう少ししたら仕事も夏休みになり、しばらく行けてなかった釣りにも行けるとワクワク期待しながらフライを作っています。
真夏の渓流に使えそうなフライを製作しているわけですが、
今回はその中の一つユスリカミッジの紹介します。
ユスリカのイミテーションのつもりです。
真夏で水温が上がってくると、メイフライ系の食いが悪くなる気がします。
そんなときに川原に年中飛んでいるユスリカのフライを使ってみるのですが、中々に効果があります。
ただ難点は、小さすぎてフライが見えないことですかね。
とにかく小さなフライです。
上の写真は#10フックのウェットフライとの比較です。
ミッジばかり見ていると普通サイズのフライがとてもデカく見えます。
タイイング解説
〔今回使ったマテリアル〕
- フック:バリバス2300#30
- スレッド:8/0ブラック
- ハックル:コックネック(グリズリーの上の小さい部分)
以上です。
とてもシンプルです。
1、下巻きします。
下巻き=ボディになります。
2、ハックルを巻きます。
コックネックの上の方は、細かいハックルがびっしり生えているので、丁度良さそうな長さの羽を一枚抜き取ってフックの真ん中辺りに取り付けます。
こんな感じ。
そしたら、ハックルプライヤーに羽の先を挟んで、切れないように気を付けながら巻きます。
三回転くらい巻きました。
3、仕上げ
スレッドをハーフヒッチで留めて、ボディ全体を少しだけヘッドセメントでコーティングして完成。
ポストも何もなしです。
このまま使います。
どう使ってるの?
流れも風もない水面で目の前ならかろうじて見えますが、大方見えません。(汗)浮いてるか沈んでいるかも分からないのであまり気にしません。
小さな渓流で対岸の川べり辺りを狙って投げます。
フライが落ちたであろう場所付近で魚の反応(ライズや魚が動いたキラメキ)があったら、取り敢えず竿を上げて掛かっているか確認です。
使う時期は早春と真夏です。
CDCなどを付けると少し視認性が上がりますが、その分汎用性が低くなる気がしてこのフライにはあえて付けていません。
まとめ
真夏になって水温が上がるとカゲロウなどの水生昆虫のハッチが少なくなります。
そんな時、効果的に使えるフライはテレストリアル系、ストーンフライとミッジになると思います。
中でも1年中ハッチがあるユスリカをイミテーションしたフライは、真夏でも変わらずに釣れるフライだといえます。
フックが小さくタイイングしづらいですが、シンプルなフライなので使ってみてもらいたいフライですね。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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