自分で使うフライを量産する事を考えたとき、あんまり凝ったフライだとタイイングに時間が掛かります。
ドライフライで魚を釣ることだけ考えたら浮かせる為のマテリアルとボディのCDCだけでもフライが作れるのでは?と思ったのでタイイングしてみました。
※ミッジフライのパターンだと既にあるので省きます。
通常で使うフックサイズで作った事例です。
こんな人におすすめ
- 魚が釣れればフライは何でもいい
- 釣れるパターンであれば短時間で量産したい。
- タイイング始めたばかりでCDCしか持ってない。(フックは何種類か持ってる)
CDCしかマテリアルを持ってないって人はあまりいないかも知れませんが…
タイイングに使う材料はこれです
マテリアルとしてあるのはCDCのみ。
今回のスレッドは8/0Tanです。
フックが何種類かあればパターンが色々作れますね。
CDCフライの参考例
こちらのフライはカーブシャンクのフックにスレッドでボディを巻いてガディスウィング風にCDCを取り付けたものです。
フックサイズは#14、がまかつのC12を使っています。
ミッジでもこんなパターンありますね。
フックサイズを小さくするとミッジになります。
このフライはガディス風に作ってあります。
お尻部分にシャック(脱け殻)っぽくCDCファイバーを取り付けてみました。
ボディはスレッドのみでウィングはCDCをガディスウィング風に少し多めに付けています。
使っているフックはTMC206ガディスピューパ用のフックでサイズは#12です。
名前はCDCのシャックが付いているのでCDCXガディスでいいんじゃないでしょうか。
こちらはダンのつもりで巻きました。
もう少しボディにボリュームかあってもよかったかも。
結構、無理やりなフライですね。(汗)
テイルとボディはスレッドでウィングがCDCです。
フックはTMC900の#12を使っています。
ホントに釣れるか心配ですよね?
機会があればこのフライで魚を釣った記事をアップします。
これが一番手間をかけているフライです。
たまに自分でも使います。
最初に紹介したフライとフックもおなじC12で形も似ていますが、ボディが違います。
ボディも全てCDCを巻いてあります。
アブドメンの部分はCDCのファイバーを全てむしりとったストークを巻いてあります。
ソックスはむしりとったCDCのファイバーをスレッドに挟み込んで一緒にまいています。
CDCの残った先端部分をウィングとして取り付けて完成です。
マテリアルを無駄なく使えるフライです。
CDCって何の羽?
CDCはCDCだろ!って感じですが一応書いておきます。
CDCは🦆カモのおしり周りに生えている羽です。
柔らかい揉毛が生えていて空気を含みやすく、水面に張り付く様に浮くのでナチュラルドリフトさせるフライに向いているそうです。
マッチザハッチには欠かせないマテリアルですね。
まとめ
CDCとスレッドだけでも使えるフライが作れます。
どの部分を使うかによってフライの見た目や性格が変わってくるので色々試すのも面白いかと。
まだタイイングを始めたばかりでCDCしか持ってないって人がもしいたら是非参考にしてみてください。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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