こんにちは、nakiです。
発泡フォームを使ったエクステンドボディって作ったことがなくて、先日、釣具屋さんに行ったときにC&Fデザインのエクステンドボディツイスターを衝動買いして見ました。
今回はエクステンドボディの作り方とツールを使ってみた感想を紹介します。
エクステンドボディが簡単に作れます。
付属のニードルと専用の発泡フォームを使えば簡単にエクステンドボディが作れます。
以下に作り方の一例を紹介します。
作り方の手順
色んなフライで使われるエクステンドボディですが今回はメイフライで使うことを想定して作っていきます。
今回使ったテリアルと道具
まずは、エクステンドボディツイスター一式ですね。
三種類のサイズのニードルとボディコート、それぞれのニードルに合わせた発泡フォームが三枚入っています。
その他に使用したマテリアルは
- スレッド:8/0ライトケイヒル
- フライトーン:専用の物がなかったので文具屋さんで売ってる水性マーカーを代用、水性なので実使用がちょっと心配。(汗)
- ダビング材:ドライフライ用のダビング材。
- ディアヘアー
です。
1、バイスにボディツイスターのニードルをセット
バイスにニードルをセットします。
2、専用のフォーム材を用意します。
写真のような形にフォーム材が抜き加工されているので、1枚取り出します。
3、フォーム材をスレッドでニードルに巻いていきます。
最終的に作るフライのボディの長さを想定しつつ、少し長めにスレッドでフォームをグルグル巻きにしていきます。
4、マーカーでボディを着色していきます。
イミテーションする虫の色に合わせてフライトーン(今回は代用品)を使ってボディを着色していきます。
5、ボディにダビング材を巻いていきます。
一旦スレッドをボディの根本側で留めて、ニードルをバイスから外します。
外したらダビング材を指にとりボディの先端に当てながらニードルを回して、根本側に向かって巻いていきます。
6、テイルとオーバーボディを取り付けます。
ボディの先端部分にスレッドを再度巻き付けます。
エルクヘアカディスの要領で、ディアヘアを切り出して、テイルの長さ分出した状態でボディの先端に巻き留めます。
残ってバラけているディアヘア―をひとまとめにし、ボディの上側に真っすぐ当て、ズレないよう気を付けながら、スレッドを螺旋状に巻いていきます。(これで節部分を表現します。)
巻き終わったら、根本部分でスレッドを留めます。
テイル側のディアヘア―を3本残してカットします。(ここはイミテーションする虫によって本数が変わりますね)
根本の余分なディアヘアーもカットしておきます。
付属のボディーコートを全体に塗ります。
7、整形して完成。
ボディコートが乾いたら、ニードルから取り外します。
カゲロウのボディに見えるよう、先端部分などずん切りしている部分をカットしたり、ボディを曲げたりして整形します。
整形したらヘッドセメントなどでカット部分や根本を固めて完成です。
エクステンドボディのバリエーション
単純に、ダビング材にリビングしたエクステンドボディ。
大型のカゲロウのイミテーションに使えそうですね。
ダビング材の色を途中から切り替えたエクステンドボディ。
写真はエルモンヒラタをイメージしてみました。
巻き方を工夫することで色んな使い方が出来ますね。
重大な注意事項
ここまで記事を読んだら違和感に気付いた方もいるかもしれませんが、実はC&FエクステンドボディーツイスターはTMCソリッドバイスにちゃんとセットできません。
プラスチックの部分がソリッドバイスのジョーが開く幅より太いのが原因です。
これから購入検討の方でソリッドバイスを使われている場合は注意してください。
まとめ
エクステンドボディはリアルなイミテーションで魚にアピールするのに有効だと思います。
今回のようにツールを使えば割と手軽にエクステンドボディを作ることが出来ます。
ツールがちゃんとバイスにセットできるかは購入前に事前に確認しましょう。
とはいえ、ごらんの通り何とかタイイングはできるので気にならない方は大丈夫です。
エクステンドボディを使ったフライの記事は今後アップしていく予定です。
興味があればチェックしてみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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