シルバーマーチブラウンのタイイングと2つの釣り方

ウェットフライ

こんにちは、こんばんは、nakiです。

今回は、釣れるウェットフライの代表格、シルバーマーチブラウンについて紹介します。

シルバーマーチブラウンについて

マーチブラウン系のウェットフライは種類も豊富で歴史も古いです。
バリエーションも沢山あって、ウェット、ドライ、ストリーマーなど狙う魚によって形態を変えて存在する数少ないフライです。

中でもシルバーマーチブラウンは有名で、キラッと光るティンセルボディが特徴です。
ウェットフライの基本型と言われているフライです。

因みに元々のマーチブラウンはボディがヘアーズイヤーで出来ています。

ウェットフライの中ではシンプルでインパクトのあるフライなので、ぜひタイイングに挑戦してみて下さい。

タイイング解説

シルバーマーチブラウンを作っていきます。

〔今回使用したマテリアル〕

  • フック:TMC100BL#10
  • スレッド:8/0ブラック
  • ボディ:フラットティンセル
  • リブ:オーバルティンセルシルバー
  • レッグ:パートリッジ
  • ウィング:ヘンフェザントクイル

1、下巻きして、テイルを取り付けます

ウィングが付く場所を少しあけて、下巻きしていきます。

パートリッジから張りのあるファイバーを数本切り出してシャンクに真っ直ぐ取り付けます。(長さはシャンクとおなじくらい)

2、ボディを作ります。

フラット、オーバルの両ティンセルをテイルの根本に取り付けます。このときマテリアルはフックの下側に付けると巻きはじめが目立たないのでキレイです。

最初にフラットティンセルを巻いていきます。
※フラットティンセルは表と裏でシルバーとゴールドになっています。
今回はシルバーを表にして巻いていきます。

次にオーバルティンセルを巻いていきます。
4~5回転巻くのが基本。

これでボディが完成です。

3、レッグを取り付けます。

ちょうどいい長さのパートリッジを1枚、余分な部分を毟って写真のような形にします。

ボディの巻き終わり部分にパートリッジの先端部分を巻き留めます。

1~2回転で軽く巻いたらスレッドで留めます。
パートリッジを固定したら、ファイバー部分を下側に寄せ、スレッドを上に巻いて固定します。

4、ウィングを取り付けます。

ヘンフェザントをフックのゲイプ幅に左右切り出していきます。

左右2枚の羽を同じ長さになるよう合わせて、フックシャンクより少し長めに位置合わせをします。

ウィングの根本を指でしっかり押さえながら、スレッドを2回転くらい軽く巻き、真下に引き絞ります。

※ウィングが左右にズレたりつぶれたりしないよう注意しながら巻きます。

ウェインぐが付いたら、余分をカットして、ヘッド部分を巻きます。

最後にウィップフィニッシャーでスレッドを留めます。

5、完成

ヘッドセメントでヘッドをコーティングして完成です。

正面からみた図

シルバーマーチブラウンの釣り方

このフライは魚から何に見えるのでしょうか?

キラキラのボディからは小魚のようなイメージがあります。
表層を漂わすか、軽くドラグを掛けて流れを横切らせる
こんな使い方なら弱った小魚のような表現が出来るのではないでしょうか。

また、レッグとウィングが付いているので、見方によっては流された水生昆虫にも見えなくはありません。

この場合は自然に流れに乗せて使います。

結局のところ、どんな使い方をしてもOKという事になりますね…(汗)

まとめ

このシルバーマーチブラウンはウェットフライの基本の形と言われているフライなので、タイイングの練習にはもってこいではないでしょうか。

また多くの実績があって釣れるフライなのは間違いないと思いますので持っておいて損はないフライだと思います。

私のフライも完成度がイマイチですが練習していけば上手くなっていくと思います。
頑張って練習します。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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