ラビットミノーのタイイング!大型フライで大物狙い

フライタイイング

このラビットミノーは秋冬の本流や管理釣り場で活躍できるストリーマー系のフライです。

冬は大物狙いのシーズン。

水温が下がると体の小さな魚は影響を受けて動きが鈍くなります。

逆に大型の魚は夏の間バテていたのが復活してきて元気に餌を獲るようになります。

大きめのフライを使って大物を狙って行きましょう!

今回はラビットミノーのタイイングについてのきじです。

ラビットミノーは小魚系

ストリーマーは全般的にそうですが、このラビットミノーも小魚を模したフライになります。

水中で流線型のシルエットと柔らかい動きを演出して魚を惑わす釣れるフライです。

早めのリトリーブで使うのがおすすめ。

タイイング

ストリーマーなのでフックサイズは基本的に大き目です。

〔今回使用したマテリアル〕

  • フック:TMC
  • スレッド:8/0オリーブダン
  • ボディ:何かのダビング材(シールズファーてきなもの?)
  • ボディバック:ラビットゾンカー、フラッシャー
  • リブ:オーバルティンセル(ゴールド)

フックをセット

ストリーマーのフックはTMC5263の方がシャンクが長くてシルエットがまとまりやすいのですがもってないので5262を使っています。

フックに下巻きしていきます。

スレッドを掛けてシャンク全体に巻いていきます。
シャンクが長いとちょっと大変。

ティンセルを取り付けます。

オーバルティンセルをシャンクエンドに取り付けます。
下側に巻き留めると巻き始めが目立たないのでいいと思います。

ボディをダビングしていきます。

このダビング材、何なのかよく分かりません。
近所のワイルドワンで安売りしていたものを使ってみました。
シールズファーにちょっとキラキラが混ざったような素材です。
これをアイの手前までスレッドに撚り付けてダビングしていきます。

背中部分を作ります。

ラビットゾンカーをシャンクより長めに切り出して先端をアイにしっかり巻き留めます。

※ここからがポイント

最初に取り付けたティンセルをゾンカーごと巻いていくのですが、そのままだと毛が邪魔で巻き込んでしまいます。
なので写真のようにティンセルを巻く部分を水で濡らします。

そうすると毛がまとまるので避けながらティンセルを巻くことが出来ます。

ラビット毛を避けながら4回転くらい巻いてアイで巻き留めます。

ついでにフラッシャーを数本アイに巻き留めます。

余分な所を切ってしっかりスレッドを巻いて固定してフィニッシュします。

完成!

ヘッドセメント頭を固めます。
今回はソフトセメントというのを使って厚目に塗って光沢が出るようにしてみました。

ラビットがちょっと長すぎたので少しカットしました。

長すぎるとフッキングが悪くなります。

使い方

ラビットミノーと言うくらいなので基本的に使い方はリトリーブです。
引き具合に緩急をつけてフライのテイルを躍らせてやると釣れる気がします。

他に簡単な使い方として、管理釣り場の流れ込みや水を循環させる水車など流れがある場所でダウンクロス(上流から下流を狙う)でフライをターンさせる、もしくは単に流れに乗せて泳がしてやれば結構な確率で釣れます。

試してみてください。

まとめ

気温の下がるシーズンの管理釣り場では、大型の魚を狙いやすくなります。

数釣りの場合、どのレンジに魚がいるかの見極めが重要になりますが大型の魚は大体、底にいます。

大型のフライを使って底付近を探ってやれば大物が釣れる確率が上がります。
小型の魚に遊ばれる場合はフックサイズをより大きくしましょう。

ラビットミノーは動きがありストリーマーの中でも管理釣り場で使いやすいフライだと思います。
タイイングも難しいところはないので試しに1本作ってみるのもいいかと思います。

釣りのしやすいシーズンで大物を狙っていきましょう!

今回は以上です。
いつも読んでいただきありがとうございます。

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