ロイヤルアントパラシュートのタイイング

テレストリアル

勝手に名前を付けました。

ロイヤルコーチマン風なボディとアントパラシュートをミックスしたフライです。

テレストリアルを意識する夏の渓流では、アリのパターンを良く使います。

アントのバリエーションとして作ってみましたが、ロイヤルコーチマンばりのファンシーなフライになってしまったと思っています。

今回はこのロイヤルアントパラシュートのタイイングを説明していきます。(汗)

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タイイングのポイント

ロイヤルコーチマンのボディ部分をカーブシャンクに巻いたらアリっぽくなるかも。

と思って巻いたフライです。

基本はアリなので、そうゆー風に巻くのがポイントです。

タイイング解説

ボディの作りは、テイルなしのロイヤルコーチマンなので、そんなに難しくありません。

特徴を出すためにフライの軸は細めを意識しました。

〔今回使用するマテリアル〕

  • フック:TMC212Y(今回のサイズは#13、アリとは思えないほど大きいです。)
  • スレッド:8/0ブラック
  • ボディ:ピーコックハール、レッドフロス
  • ポスト:エアロドライウィング(各色)

1、スレッドをフックに少しした巻き。

シャンクが曲がり始めるところがあるので、そこまで下巻きしておきます。

2、ポストをとりつけます。

他のパラシュートフライ同様、アイから3/1くらいのところエアロドライウィングを取り付けて、巻き上げていきます。

3、ボディを作ります。

フックベンド手前までスレッドを巻き下ろしたら、ピーコックハールを2本取り付けます。

割りとボリュームのあるハールを選びました。

3~4回転させてスレッドで止めます。

次にレッドフロスを取り付けて巻いていきます。

なるべく薄く均一にポストの手前まで巻いていきます。

胸部分(ソラックス)作る前に、ハックルを取り付けておきます。

ハックルをしっかりポストに固定できたら、先ほど使った、ピーコックハールの残りをポストの直ぐ後ろに取り付けます。

スレッドをアイまで巻いて、ハールもアイ手前まで巻いて巻き留めます。

これでボディは完成です。

スレッドをポストに引っ掛けておきます。

なんか、これだけでも釣れるような気がしてきました。

せっかくなのでハックルを巻いていきます。

4、ハックルを巻きます。

ハックルを4~5回転巻き下ろします。

終わったら、根本にスレッドを巻いてハックルを留めておきます。

5、スレッドを留めて完成。

ポストの根本でウィップフィニッシュか、ヘッドでハーフヒッチします。

これで完成です。

このフライの使いどころ

アリと言うにはデカ過ぎるフライですね。

いずれにしても、テレストリアルとして作ったフライなので使いどころは夏、秋です。

サイズ感とシルエットからすると便所バチ?のイミテーションと言っても言いかもしれません。

命名:ロイヤル便所バチです。

大きめの羽虫がとぶ夏終盤くらいが活躍出来るシーズンかもですね。

まとめ

毎年、暑い季節になると、今回のような?アントパラシュートのパターンって必ず出てきますよね。

それだけ釣りやすいフライと言うことなのでしょう。

タイイングも簡単なフライなので、パラシュートのバリエーションとしてフライボックスに入れておくのも悪くないと思います。

今回は以上です。

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