エッグフライでボウズ回避!作り方を紹介します。

タイイング入門

こんにちはーnakiです!

渓流のシーズンが終わる10月以降の釣りは池か管理釣り場になれますよね。
きっと初心者フライマンの人も管理釣り場に通う機会が増えるはず!

そんなわけで今回は管理釣り場での使用頻度の高いエッグフライの作り方などを紹介していきたいと思います。

※使用禁止になっている釣り場もあるので使う前に確認してください。

エッグフライはよく釣れるフライです

養殖魚が食べているペレットなんかに似せて作ってあるエッグフライは、主に管理釣り場なんかで定番のフライとして使われます。
魚にとっては今まで食べていた餌に似ているわけですから、それはもうよく釣れるのは当然といえば当然です。
作り方に関しても、マテリアルも少なく、初心者の方でも割と作りやすいフライなので、これから釣りを始めるという方に、まずは魚を釣ってみるという部分でおすすめできるフライではないかと思います。

使用に関しての賛否両論がありますが、釣りの楽しみは人それぞれだと思うのでルール内で使うのであれば全然OKだと私は思います。

エッグフライのタイイング

エッグフライで使う材料は主にグローバグ(太い毛糸のようなもの)のみです。

〔使用する材料〕

  • フック:TMC112TR #13(もう少し大きめのフックでも大丈夫です)
  • スレッド:6/0ライトケイヒル(色は何でもいいと思います。)
  • 本体:グローバグ各色

何色のエッグフライを作りたいかによって使うグローバグの色数が決まります。
グローバグがなかったら太めの毛糸を何本か束にして代用してもいいと思います。

フックの下準備

今回は112TRというゲイプ幅の広いフックを使っています。
本体が丸いフライになるので、シャンクが短めでゲイプの広いフックのほうがまとまりやすいと思います。

フックをバイスに取り付けたら、スレッドを下巻きしていきます。
後で取り付ける本体が滑らないように為に大事なのでしっかり巻いていきます。

エッグフライ本体の作成

今回はワンポイント2色のエッグフライを作ります。

まず、グローバグをフックよりも少し大きめにそれぞれ切り出します。

切り出したら2色目のグローバグを4/1くらいに分けて、1色目にのせます。

そのままの状態でフックに乗せてスレッドでしっかり固定します。
※この時に固定した場所を瞬間接着剤などで固めておいてもOKです。
余りつけすぎると丸くなりにくくなるので注意。

しっかり固定出来たら、あとはマテリアルを切り出すだけなのでスレッドを留めて切ってしまいます。
スレッドを留めた部分も瞬間接着剤かヘッドセメントで固めておきます。

スレッドを留めたら、取り付けたグローバグを指でつまんだり、ひっぱたり、もんだりしながら何となく丸い形にしていきます。
スレッドの縛り目が分からなくなるくらいに丸くなったら、はさみを使って形を丸く整えていきます。

こんな感じ。
私はフライの周囲を丸く整えてから上下の高さをカットして丸く整えていく感じにカットしています。

完成

形が整ったら、てっぺんにワンポイントのあるエッグフライの完成です。

使い方

このフライは基本的には水の中に沈めて使ったほうが使いやすいと思います。
使用する前にフライを水で濡らしてから使います。

ただ、浮いていても効果があったりするので、釣り場でライズがある場合などは最初からそのまま使ってみても魚が釣れます。
(あまり大きくなければ乾いた状態なら最初は浮くことが多いフライです。)

使用する際はルールをよく確認!

管理釣り場によっては、エッグフライの使用を禁止している釣り場もあります。
それだけよく釣れるフライだということなのだと思いますが、使う場合は釣り場のルールをしっかり確認してからにしましょう。

※トラウトガムなんかもかなりよく釣れるフライですが、エッグフライと同列に扱われることが多いので注意しましょう。

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まとめ

このエッグフライは管理釣り場では定番のフライです。
良く釣れるフライで釣りを始めたばかりの方などにおすすめできるフライです。
使う場合は釣り場のルールをよく確認して使用可能であることを確認しましょう。
作り方も簡単なので自分で作ってみるのもいいと思います。

今回は以上です。
このブログではフライタイイング関連の内容を多く載せています。
興味があればのぞいてみてください。

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