エリアの定番!マラブーの作り方と使い方!

ウェットフライ
オーストリッチのマラブーフライ

エリアの定番フライと言えばマラブーが思い付きますね。
10月以降、渓流が禁漁になるとお世話になる人も多いはず。

今回はマラブーの作り方と使い方を紹介します。

マラブーについて

マラブーは「マラブー」と言うマテリアルをフライフックに巻き付けて小魚や水性昆虫をイミテーションするフライの総称です。

本来はアフリカハゲコウって言う鳥の羽らしいのですが今はターキーを使うのが主流だそうです。

オーストリッチなんかも使われたりしますね。

どんなフライを作りたいかによって使い分けます。

マラブーの作り方

今回はターキー(たぶん)を使ったオーソドックスなものを作ります

〔今回使用するマテリアル〕

  • フック:TMC100#10
  • スレッド:8/0ブラック
  • ボディ:マラブー
  • テイル:マラブー
  • リブ:モノコード

※そのままのマラブーは魚が釣れると壊れやすいので強度アップのためリブ巻きはした方がよいです。

フックにした巻き。

通常のフライ同様、シャンクいっぱいに下巻きしていきます。

テイルを取りつける。

1枚の羽の中でも使う部位によって質感が変わってきます。
テイルに使う部分は水中でユラユラ動いてほしいので、柔らかい部分、羽の下の方を使います。

片側のファイバーを20本くらい(大体)むしり取ってフックに巻き留めます。
動きが良くなるかと思いテイルはちょっと長めに取りました。

ボディを作る。

まずはリブ用のモノコードをテイルの根本に巻き留めます。

次にマラブーの羽の真ん中あたりのファイバーをやはり20本くらい毟って毛先側をフックに巻き留めます。

そしたら、マテリアルをねじりながら巻いていきます。
アイまで来たら巻き留めて余分をカットします。

凄く分かりにくいですが、モノコードをマテリアルとは逆回転に4~5回巻いていきます。
これは主に強度アップのためです。

余分をカットしたらボディの完成です。

仕上げ

ヘッド部分を少し巻いて、ヘッドセメントでしっかり固めたら完成です。

今回はシャロ―を漂うような動きをイメージしながらマラブーを作りましたが、深い場所を攻めたい場合は少しフライを重くする必要があります。
その時は、シャンクにレッドワイヤーなどのオモリを適せん付けてタイイングしていきます。

違うマテリアルVer

上の写真はオーストリッチ。
ダチョウの羽です。
マラブーよりもファイバーのハリがあって、すこしキビキビした感じのマラブーフライを作るときに適しています。

作り方は通常のマラブーと一緒で難しくありません。

色とマテリアルを少し変えるだけでも釣果が全然変わってくることもよくあるので色々作ってみてください。

ちょっと貧弱なビーズヘッドマラブー。

マラブーの使い方

このフライは柔らかいマテリアルが水の抵抗でユラユラ揺れて魚を誘います。

なので基本的な使い方はリトリーブ。
投げたらラインを手繰って引いてくる使い方です。

流れがある場合、上流側から流れを斜めに横切らせてフライを水中でターンさせる方法なども効果的です。
この場合はあまり距離を投げなくても大丈夫。

とにかく水中でフライを艶かしく動かして魚を誘いましょう。

まとめ

マラブーは管理釣り場の定番フライと言っても過言ではありません。
それだけ多くの方が使っているのを目にするフライです。

気軽に巻けるフライですが、意外と色んなマテリアルがありそれぞれで釣果が変わってくるという奥の深いフライです。

自分で作ったフライで魚が釣れると嬉しさも一塩。
管理釣り場に赴く際はぜひオリジナルマラブーを作って使ってみてください。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

おまけ

上の記事とは関係ありません。
ゴダードカディスをカラフルに作ってみました。
綺麗なシマシマ模様をねらったのですが、斜めにずれてしまいました。
まだまだ修行が必要ですね。

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