まるで毛虫!バイビジブル!(タイイング解説付き)

フライタイイング

ハックルしかないフライ、バイビジブルと言います。

ブラウンのハックルならブラウンバイビジブル、黒ならブラックバイビジブルです。

こんな毛虫いますよねー、道端で不意にふんじゃうヤツ….。

毛虫のようなこのフライはハックルしか巻いていないため、良く浮きます。

でも、写真のようにハックルだけだと、正直あまり見えません。ポストを取り付けることをおすすめします。

バイビジブル、釣れるの?

はい、多分釣れます。(汗)

申し訳ありませんが、管理人は実際の釣りで使ったことがありません。

本やブログを読むと、釣れると書いてあります。メイフライのイミテーションに分類されるので、魚から見ると何かのしらの虫に見えるのかもしれませんね。

ただ、ハックルを巻きすぎるとフッキングが悪くなるとも書いてありました。

意外と奥の深いフライかもしれませんね。

以下にタイイングの方法を解説していきます。

タイイング解説

タイイングの難易度…★★

ぼぼハックルを巻く作業になります。

〔使用するマテリアル〕

  • フック:TMC100bL(今回のフックサイズは#12)
  • スレッド:8/0ブラック
  • ハックル:コックネック(ブラウン2本、ホワイト1本)
  • テイル:TMCバーサーテイルブラウン

※ハックルは今回、コックネックを使っていますが、ストークが長くてファイバーの長さが揃っているコックサドルを使ってもOK。

1、スレッドを下巻きする。

2、テイルを取り付ける。

シャンクと同じくらいの長さになるようにテイル材を巻き止めます。

3、ボディハックルを取り付ける

ハックルを二本、同じ向きに取り付けます。

ファイバーが前向きになるように裏側を上にして取り付けます。

4、シャンクの3/2くらいまでハックルを巻く

ハックルは二本同時ではなく、一本づつ巻いた方がしっかり巻けます。

5、シャンクの残りの部分にハックル(ホワイト)を取り付ける

同じ要領で白のハックルも取り付け、隙間がないようにアイまで巻いています。

6、スレッドを留めたら完成

このままだと実際釣りに使うときにとても見にくいかもしれない( ̄▽ ̄;)ので、その時はハックルを巻く前にポストをつけておいた方が良いかもしれません。

ハックルがかなり巻いてあるフライなので、キャストする際、空気抵抗で回転してライントラブルが怖いです。

フライ下側のハックルをカットすれば浮き姿勢も安定して良いような感じがします。

興味のある人は色々試してみて下さい。

まとめ

バイビジブルについて

渓流の魚が水面に強い興味を持っているとき、通常のフライではボディが沈み過ぎてしまい、魚に見破られ釣れないというときがあります。

このフライは、全身がハックルで出来ており、表面張力も強く、毛先の先端で浮くことが出来るフライです。

水面にフライの全身がほぼ立っているような状態で浮いていれば、魚から見たら今にも逃げ出す虫のように見えるのかもしれませんね。

そんなことからバイビジブルは魚の活性の高い時、流れの早い瀬でヤマメを狙う、水面の虫に注目しているイワナを狙うときなどに効果的なフライだと考察します。

今度、自分でも使ってみます。

今回は以上です。

この記事が参考になった方は、フェイスブック、ツイッターいいね!ボタンをよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました