こんにちわ、こんばんは、nakiです。
暑い日が続いていますが、夏の様相もお盆を過ぎてくると少しづつ秋に近づいてくるような気がしてきます。
渓流でも飛んでいる虫に変化が出てきて、暑さで疲れたヤマメやイワナの食欲も戻ってくるような気がします。
今回は、夏の終わり~秋にかけて渓流で使えそうなおすすめのフライパターンを紹介していきます。
秋に出てくる虫類
秋の水生昆虫は、メイフライだとヒラタカゲロウ系、コカゲロウ、アカマダラカゲロウなどが思いつきます。
トビケラもいますが、サイズが段々と小型になっていく感じがします。
陸生の昆虫だと、夏には甲虫系が多かったのに対し、秋に近づくにつれクモやコオロギなど少し柔らかそうな虫が出てきますね。
この辺の虫をイミテートしたフライを使えば魚も喜んで食いついてくれるのではないでしょうか。
それぞれのフライを紹介していきたいと思います。
メイフライ系
秋にもまだまだカゲロウのハッチがあります。
スタンダードなドライフライがまだ活躍できるので用意しておきましょう。
エルモンヒラタカゲロウ
少し緑がかった全体的に明るい体色のカゲロウです。
本州では11月初旬くらいまでハッチが期待できます。
成虫は12㎜くらいまで成長するので、フックサイズは#14~#16くらいがちょうどよいと思います。
他にもウエノヒラタカゲロウ(茶色系)やヒメヒラタカゲロウ(クリーム系)などが秋にハッチするので色合いのバリエーションもあるとハッチに対応しやすいですね。
コカゲロウ
色は、ブラウン、グレー系にまとめておけば汎用的に使えます。
割りと年中ハッチのあるカゲロウなので使いやすいです。
アダムスなんかもいいですね。
成虫のサイズは小さめなのでフックサイズは#16~#18くらいです。
アカマダラカゲロウ
コカゲロウに似ていますが、色が赤茶色っぽいです。
春と秋の二回ハッチのがあります。
成虫のサイズは7mmほどと小さいので、フックサイズは#18くらいがベストだと思います。
※紹介しているフライの写真がパラシュートばかりなのはたまたまです。
自分がパラシュートが好きで多くタイイングしているせいもありますが、スタンダードやCDCのパターンのイミテーションでも全然OKだとおもいます。
テレストリアル系フライ
陸生の昆虫も秋の虫に変わってきます。
クモ、アリ、スズムシ、ハチなどが秋の河原にいる虫では多いのではないかなと思います。
クモ系フライ
写真のフライがクモ系として通用するかは少し自分でも疑問が残りますが、要はマシュマロボディ系のフライならばボリューム感のある秋の虫にイミテートしやすいのではないかなと思います。
シーズンが進んで涼しくなってくると、クモのサイズも大きくなってくるのでフライも作りやすいのではないかなと思います。
アント系(アリ)フライ
夏前と秋口によく大量発生する虫です。
特にハネアリ。
写真は羽が付いていませんが、小さなコックネックの先端などで羽をつけてあげると、効果が上がります。
フックサイズは#18以下くらいがおすすめ。
小さめで少し巻きにくいかもしれませんが、スレッドのみでボディをタイイングしても全然釣れるフライが出来上がります。
フックサイズとスレッドやマテリアルの色を変更することでハチフライを作ることも可能です。
こんな感じとか。
ハチには見えませんが…(汗)
ただ、ハチをタイイングするときの雰囲気というかシルエットはあっていると思いますので参考にしてください。
まとめ
他にもまだまだ秋に使えるフライがありますが、すべて上げるとキリがないので5つに絞りました。
秋は渓流魚も水温の低下と産卵前で食いが荒くなってくる時期なので若干フライの選定を間違えても釣れるかとは思います。
ですが、シーズン開始から溜まったプレッシャーが最高潮になっているので、人気の渓流などは少しシビアになるかもしれません。
川をよ~く観察して捕食されている虫を見極めていきましょう。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント