こんにちは、こんばんは、nakiです。
いつでも使えて釣れるドライフライと言うとXカディスが思い付きます。
割りと時期を選ばずに使えるフライなのでフライボックスに常備している人も多いはず！
ない人は用意しておきましょう。
と言うことで、今回はXカディスのタイイングを紹介します。
尻尾に見えるのは脱け殻です。
エルクヘアカディスに尻尾を付けたような形状のXカディスですが、これはトビケラが羽化にちょっと失敗して脱け殻が体にくっついてしまった状態をイミテートしているようです。
釣果に差が出るポイントなのでしっかり巻いていきましょう。
割と簡単に巻けるフライです。
それでは、タイイングをしていきます。
タイイング解説
エルクヘアカディスの改良型とも言えるフライなのでタイイングもマテリアルもエルクヘアカディス＋シャック(脱け殻)でいけます。
〔今回使用したマテリアル〕
- フック:TMC206BL#12（＃12～＃16）
- スレッド:8/0キャメル
- ボディー:フェザントテイル
- シャック:エアロドライウィング、フラッシャー
- ボディハックル:コックネック
- ウィング:ディアヘアー
1、下巻きをします。
シャンクいっぱいに下巻きしていきます。
2、シャックを作ります。
エアロドライウィング（タン）を2束切り出して、フックの後ろ側に巻き留めます。
フラッシャーを3本切り出して、シャックと同じ位置に巻き留めます。
巻き留めたら、アイ側の余分なところをカットしておきます。
3、ボディを作ります。
フェザントテイルを数本切り出して、シャックの根本に巻き留めます。
フェザントテイルを巻いていきます。
ハックルとウィングを付けるのでアイ側に少し余裕を持たせておきます。
フェザントテイルを巻き留めたら、ハックルを取り付けます。
スタンダードフライ同様、ハックルの裏面を上にして巻き留めます。
3～4回転巻いてスレッドで巻き留めます。
余分なハックルをカットしておきます。
4、ウィングを取り付けます。
ディアヘアーを適量切り出してヘアスタッカーで揃えます。
フックシャンクと同じ位の長さになるようにディアヘアーを巻き留めます。
巻き留めたら、アイの部分に少しスレッドを巻いてヘッドを作っておきます。
5、完成
シャックの長さがシャンクと同じ位になるようカットします。
ウィングの余分なディアヘアーもカットします。
ヘッドセメントでヘッド部分を固定したら完成です。
長い期間使えます
このフライは春から秋にかけてほぼシーズンを通して釣果の期待できるフライです。
どんな釣りシーンでも使える汎用性の高いフライでもあります。
はっきりと使い方が分かるフライではないですが、なんだかよく釣れるフライです。
フライの大きさを何種類か揃えておけば、羽化がない早いシーズンを除けば何時でも使えるフライです。
まとめ
Xカディスは時期を選ばずに使えるフライで良く釣れます。
フライのサイズは大、中、小3種類くらい揃えておけばいつでも使えます。
タイイングもそんなに難しくないので割と量産できるフライです。
まだ持っていない人はフライボックスに入れておいても絶対損はないので用意しておきましょう。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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