メインの照明として使うのではなく、キャンプの雰囲気を盛り上げるアイテムとしてオイルランタンはとても役に立つものだ。
やわらかい炎が辺りを優しく照らしてくれる。
中でもFEUERHAND(フュアハンド)はとても有名でキャンプをする人なら多くの人が目にしたことがあるだろう。
今回はこのフュアハンドのオイルランタンについては紹介していこうと思う。
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フュアハンドベイビー276スペシャル
ベイビー276スペシャルを作るFeuerhand社は創業100年を超えるドイツの歴史あるランタンメーカーだ。
このランタンは別名ハリケーンランタンとも言う。
ホヤに守られている炎に暖められた空気が両側のパイプを通って循環する仕組みで、名前の通り強風が吹いても炎が消えることはない。
フュアハンドのオイルランタンの中で、このベイビー276は今や定番品と言っても良いぐらいに有名だと思う。
実際、キャンプに行くと同じ物を持っている人が非常に多い。
逆にそれだけ信頼と実績があるということだろう。
職人気質な無骨なデザインと透明感のあるホヤ、中で揺らめく繊細な炎と相まって、とてもカッコいいランタンだ。
火をつけずに置いておいてもとても雰囲気を放ってくれるキャンプギアなので、私はほぼ100%持って行きサイトに吊るしてある。
276スペシャルはこんなランタンだ
このオイルランタン、本体はおそらく亜鉛と錫の合金で出来ていると思われる。
一見、工業的な見た目の中に職人の手作り感を感じさせるデザインになっている。
中でも私はこのランタンのホヤが気に入っている。
上手く説明出来ないが、ガラスの曲がり角度や質感など安っぽさを感じさせないというかキッチリ作っている感じがするのである。
ホヤの中心にはフュアハンドのロゴとホヤを作っているであろう硝子のブランド名が入っている。
燃料タンクとフタの部分。
276ベイビースペシャルと刻印がしてある。
フタのパッキンは厚紙の様なもので出来ているので密閉は良いとは言えないかもしれない。
実際、燃料を入れて傾けると若干、滲む様な感じがするが漏れているという程ではないので気にしない。
因みにホコリまみれに見えるのは外に置いている時間が長いからだと思う。
たまに拭いている。
調光ネジの部分。
ここを回すと中の芯が出たり入ったりして火力を調節出来る。
写真だと結構明るく見えるかもしれないが、メインのランタンに使うには1つだと少し暗いと思う。
あくまで雰囲気重視で使う事をおすすめする。
燃料は満タンに入れると余裕で一晩持つ、というか余るので一泊の場合は半分位にしておいた方が良い。
同じ機種の赤バーション。
これも砂ぼこりまみれだな!
キャンプに行けないときベランダに吊るして楽しんでいたりしたので仕方ない。
276ベイビースペシャルは他にもカラーバリエーションがたくさんある。
仕様は同じなので、お好みのカラーを選ぶのが良いと思う。
キャプテンスタッグのハリケーンランタンMと並べるとフュアハンドの方が若干大きい。
最初に使うときに…
最初に使うときの注意点、このランタンは芯に燃料を含ませてそれを燃やすので初回に燃料を入れたら10分ぐらい放置する。
と、説明書などにも書いてあるが付け足したいことがある。
それは、芯に燃料を馴染ませる際に入れる燃料の量だ。
キャンプ場で実際に使う前に燃料を入れるのであれば大丈夫かもしれないが、家などで事前に試したい場合など燃料は控えめに入れておこうと思う人も多いと思う。
ところが、初回に燃料を控えめに入れてしまうとある程度時間を置いても芯に燃料が馴染み切らず火をつけると芯ばかり燃えてしまって炎が安定しないという現象が起こる。
なので、初回、キャンプ場以外で事前に燃料を入れる場合でもある程度、出来れば7〜8割位入れることをおすすめする。
これは、芯を替えた場合も同様で燃料が馴染んでしまえばタンクの残量が少なくなっても安定して燃焼してくれる。
オイルランタンを購入して最初に火を付けたとき芯ばかり燃えてしまうようなら入れている燃料の量をぜひ確認してみてほしい。
使用上の注意点
月並みになるかもしれないがオイルランタンの使用上の注意点を書いておこうと思う。
- 276ベイビースペシャルは屋外用、テント内で使う場合は一酸化炭素中毒を避けるため定期的な換気が必要。※テント内使用は自己責任。
- 火を扱うギアなので燃えやすいもの、可燃性のある物の近くで使用しない。
- 暗いからと言って火力を上げすぎると煤が大量発生する、塗装してあるモデルだとベンチレーターの塗料が熱でダメージを受ける場合があるので注意。
- 燃料を入れたまま持ち運ぶ際は傾けないよう注意。傾けると燃料が漏れる。
などなど。
まとめ
フュアハンドのオイルランタンは優しい炎で辺りを柔らかく照らしてくれるキャンプの雰囲気をグッと盛り上げてくれるおしゃれでカッコイイギアだ。
ソロキャンプで静かに過ごすならこれ1つでも良いと思う、サブのランタンとしてサイトを飾るのにもおすすめだ。
とても人気のランタンで価格も高騰気味だが家のインテリアにも出来る持っていて損はないアイテムだと思う。
オイルランタンを探しているなら是非検討してみてほしい。
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