色んなキャンプスタイルがある昨今、焚火台も各メーカーでも趣向を凝らした商品が販売されている。
大きいもの、小さいもの、デザイン的なもの、高価なものや安価なものなど多種多様だ。
そんな中にあって一定の支持、注目を集めているのはノーブランドや中華製の焚火台である。
理由は安価で初心者でも手が出しやすいことが挙げられると思う。
有名な焚火台そっくりの製品が半値以下で買える事もザラだ。
また、個性的な焚火台を見つけても国内ブランドやガレージブランドだと高価でしかも手に入りにくかったりする。
お遊びがてら気軽に試せるのも強みだろう。
前置きが長くなったが、今回はそんな中のひとつ個性があり収納もコンパクト、で3種類の使い方が出来る、価格も3,000円ちょっとと安価な焚火台を見つけたので紹介したいと思う。
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B6君の様な形をしながら、天板がついていてその上に五徳があるまるでかまどの様な焚火台だ。
実はこの焚火台、名前が良くわからない。
通販サイトで実にそっくりな焚火台を見かけるがどれも名前が違う。
写真はHermanというブランドでSWAG GEAR GPDから販売されたものだ。(Amazonで見る)
細かく見ていこうと思う。
焚火台の収納と組み立て
コンパクトな収納
この焚火台には専用の収納ケースが付属している。
面ファスナーで留めるポーチ型の収納ケースだ。
サイズは17cm×23cmくらい。
立ててみるとこの薄さ。
これに全部品が入っている。
ただ、この焚火台、凄く重い。
しっかりと厚みのあるステンレスで出来ているので強度はあるのだろうが、測って見たら1.2kg弱あるので車やバイクでの運搬をおすすめする。
焚火台を組み立てみる
袋から出すとこんなステンレスの板が沢山入っている。
上の写真の右側が台座で左側が本体のプレートと網だ。
変に凝った作りではなく、シンプルにステンレスを抜いて作られている所が良い。
まず焚火台の足になる台座を立てて、その上にプレートを組み上げた本体を乗せる。
本体は台座のスリット部分にピッタリ嵌る様になっているが、乗っているだけなので持ち上げると外れる。
因みに、台座と足を繋ぐリベットがゆる緩だ。
簡単に足が開いてしまうので、ダッチオーブンなど重いものを乗せる場合はリベットを自分で打ち直すかネジに変えたほうが良いかもしれない。
全部組み上げるとこうなる。(最初の写真と同じ)
3種類の使い方とサイズ感
3種類の使い方
この焚火台、天板を組み替える事で3種類のパターンに使い分ける事が出来る。
先ずは何度も出てきているこの写真。
天板に穴が空いていてコンロの様に使えるかまどタイプ。
燃やした熱が穴に集中するので熱効率が良さそう、高火力の調理に向きそうな形だ。
次がバーベキュー形態。
天板と五徳を外して付属の網を乗せると網焼きが出来るようになる。
網は縁の部分が天板を嵌める突起に引っ掛かるのでズレ落ちる事はなさそうだ。
最後が焚火形態。
天板を外して五徳を2本乗せれば焚火調理が出来るようになる。
フュアハンドのランタンはサイズの参考になればと置いたもの、特に意味はない。
サイズ感
上にランタンと並んだ写真があるのでそれで分かるかもしれないが、他の焚火台と並べてみる
笑’sのB6君と並べるとこんな感じ。
因みにB6君は向きを合わせるために90°回転している。
B6君より一回り大きな焚火台だ。
同じテイストの焚火台、ユニフレームのネイチャーストーブラージと並べてみると逆に一回り小さい。
薪は20cm位までなら入る。
ホームセンターなどで売っている薪を使う場合は短く切る必要がある。
ある程度太めの薪もすっぽり入るので熾火が作りやすそう。
長時間煮込む料理なんかに使いやすそうだ。
気になる点
おおよそ前述したが、気になるのは重さと足のリベット。
運搬に関しては自分は車なのであまり気にしないが荷物を減らしたいキャンパーには注意が必要な製品だ。
足リベットは暫くこのまま使って丁度良い部品を見つけたらカスタムしようと思う。
まとめ
3種類の使い方が出来る個性的な焚火台を紹介してきた。
重さが少し気になる所だが、使い勝手はそんなに悪く無さそう。
厚みのあるステンレスとシンプルな構造で出来ているので耐久性もそれなりにありそうだ。
色んな使い方が出来て価格も3,000円台で購入出来る安価な焚火台なので試しに使ってみるのも良いと思う。
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