明るさ重視のランタンだと、どうしても機能に偏ったデザインになりがち。
景色のいいキャンプ場に行くなら雰囲気も重視したい。
この記事では、メインのランタンとしても気軽に使えて見た目もおしゃれなLEDランタン、BAREBONES(ベアボーンズ)を紹介していく。
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機能に偏らないレトロなデザイン
レイルロードランタン エジソンペンダントライト ブロンズ エジソンペンダントライト レッド ビーコンライト
他にもラインナップがあるが普段使っているものの紹介をしようと思う。
どのランタンも機能に偏らずおしゃれなデザインになっている。
共通しているのはLEDで扱いがとても手軽であること。
それぞれ特徴があるので順に紹介していこうと思う。
レイルロードランタン
このランタンは北米の鉄道で使われていたものが元になっているようだ。
レイルロードはこんなランタン
金属のフレームでグローブを覆ってありレトロな雰囲気を醸し出している。
ガラス製のグローブもわざと気泡が入るよう作られておりヴィンテージライクな造りになっている。
グローブの下につまみがあって、スイッチのON-OFF、調光が無段階で出来るようになっている。
金属製のベンチレーターは本体とプラスチックのネジで固定されていて外すことも出来るが、外しても特に何もない。
金属のハンドルは持ち手にプラスチックがついて持ちやすくなっている。
底面を開けると付属のバッテリーが出てくる。
調光つまみの反対側にはバッテリー残量のランプと充電のためのUSB−Cポートがある。
レイルロードのスペック
- 電源:4400mAHリチウムイオン電池(USBタイプC)
- 点灯時間:LOWで約100時〜Hiで約3.5時間
- 明るさ:35〜200ルーメン
- 重量:960g
明るさを夜に撮影してみた。
一番LOWの状態が上の写真。
他のランタンと併用するならこれでも使えそうな感じ。
一番Hiにするとここまで明るくなる。
工夫が必用な点
レイルロードランタン、工夫が必要な点がいくつかある。
- Hiで使い続けるとバッテリーの持ちが悪く電源を別に用意したほうがいい。
- 形が形だけに荷物としてかさ張る。
- 下側は照らせないので天井に吊り下げて使うには向かない。
まず、これ一台でメインランタンとする場合、一番明るい状態だと3時間半ぐらいしか持たないので別にモバイルバッテリー等を用意したほうが良い。
バッテリーにUSBケーブルを繋いだ状態でもそのまま点灯できるぞ。
点灯関連で言うと下側がどうしても照らせないので目線の高さに吊るか、テーブルに置く等の使い方がメインになる。
後は、収納が嵩張る点。
形そのままでしかもハンドルも傘に当たって下までいかない。収納袋などもついて来ないので別に用意する必要がある。
因みに私は普段、キャンプ場には裸で持ち込み、家に持ち帰ったら居間に飾っている。おしゃれなので。
以上を踏まえて使ってみてほしい。
このランタン一つでキャンプサイトやテント内の雰囲気がグッと良くなる。
見た目もおしゃれで普段使わないときはインテリア兼防災用ランタンとしてリビングなおいておいても良いのではないだろうか。
ビーコンライト
このランタンはベンチレレータ部分に吊り下げ兼スイッチのカラビナと電灯部分が一体型になったシンプルなランタンだ。
ビーコンと言うくらいなので灯台の灯りなんかが元のデザインではないかと思う、グローブもそんな形をしている。
手のひらサイズの気軽に使える見た目もおしゃれなランタンで3つのカラーバリエーションがある。
ビーコンライトはこんなランタン
ビーコンライトのスイッチは吊り下げ用のカラビナと一緒になっている。
カラビナのした部分、矢印が書いてある方向に回すとスイッチON〜光量最大と無段階で調節可能だ。
電源はバッテリー式で充電用のUSBケーブルが傘の裏側に収納されている。
グローブは厚手のアクリル製で底面は平らになるよう足が出ている。
そのため自立させることが可能だ。
本体のケーブルは短いので延長用のケーブルも付属している。
ビーコンライトのスペック
- 電源:2200mAHリチウムイオン電池(USBタイプA内臓)
- 点灯時間:LOWで約200時〜Hiで約3時間
- 明るさ:30〜220ルーメン
- サイズ:H15.2×W7.6cm
- 重量:約290g
- 防水性:IPX4(防沫形)
光らすとこんな感じ。
光を弱くするとグローブにバッテリー残量の青い光が反射しておしゃれ。
底面からみると不思議な感じ。
工夫が必要な点
このビーコンライトもHiで使い続けると3時間ぐらいしか持たないので別にバッテリーを用意したほうがいいかもしれない。
明るさも申し分なくバッテリー容量以外でこのランタンの気になったところは今のところない。
ビーコンライトは気軽に持ち出せるサイズ感で使いやすいので一つ持っておいて損はないと思う。
エジソンペンダントライト
3つ目はエジソンペンダントライト。
グローブが金属フレームに覆われている、コチラも雰囲気のあるLEDランタンだ。
炭鉱?の様なイメージだろうか。
とにかくそんな感じのする吊り下げ式のランタンでカラーは三色ある。
エジソンペンダントライトはこんなランタン
このランタンの最大の特徴は電源が内蔵されていない点だと思う。
USBケーブルが本体から伸びていて、モバイルバッテリーなどに接続して使う。
※バッテリーについては後述する。
バッテリー接続以外に、連結用のUSBポートがあり最大で5個まで連結出来る。
カラビナがついていて吊り下げも簡単に出来る。
テント内やタープに必要に応じて設置する個数を変えられる便利なランタンだ。
スイッチはバッテリー接続ポート付近についておりHiかLOWの2段階となっている。
因みに連結した場合、連結先のランタンのスイッチをHiかLOWどちらかにセットしておけばバッテリー側のスイッチで一度にコントロール出来るぞ。
エジソンペンダントライトのスペック
- 点灯時間:※接続するバッテリーの容量による。
- 明るさ:LOWモード35ルーメン/Hiモード100ルーメン
- ケーブル∶USB-A(3メートル)カラビナ付
- 重量:約178g(ケーブル含む)
- 防水性:IPX4
裏側から見るとこんな感じで、
Hiモードはこんな感じの光り方だ。
LOWモードで点灯。
ペンダントライトの工夫が必要な点
- そもそも外部バッテリーなので忘れると使い物にならないゾ
- ケーブルが3メートルと長いので設置して余った場合、束ねる必要がある。
- 連結した場合、連結部分のUSBに張力が掛かると外れてしまうのでワニクリップなどで固定したほうがいい場合がある。
などなど。
キャンプサイト内で少し明るさが欲しいなと言う場所に気軽に設置できるランタンで雰囲気も出るのでこのランタンも持っていて損はないと思う。
ベアボーンズLEDランタンと合わせて揃えたいおすすめギア
ベアボーンズのLEDランタンを購入した際にコレはあると便利と思う物を紹介しておく。
ANKER(アンカー)モバイルバッテリー
ベアボーンズのランタンを使うならバッテリーは必須だ。
特にペンダントライトはバッテリーが無ければ使えない。
キャンプ用のポータブルバッテリーは容量も多く便利だか高価だ。
ソロや少人数のキャンプでLEDランタンやスマホの電源として使うならそれなりに容量があって安価なモバイルバッテリーがおすすめだ。
中でもANKERのモバイルバッテリーは容量が20000mahとそれなりに多くメッシュケースと充電用のマイクロUSBが付いて価格も4000円前後で安い。
出力側のUSBポートも2つ付いていて充電はマイクロUSBとUSB-Cの2系統付いている。
実際、1月の寒い時期にレイルロードランタン1台+エジソンペンダントライト2台を最大光量で一晩中使い、更にスマホを充電しても一泊のキャンプでは余裕でもった。
バッテリーのサイズもスマホよりも一回り大きい位なので荷物としてもかさばらない。
充電するのに一晩掛かるがキャンプの準備と一緒に充電して行きの車内等でも充電出来れば完璧だろう。
忘れ物にならなければ…。
asobito(アソビト)ツールボックスXSサイズ
次はランタンの収納ケースだ。
asobitoのツールボックスXSサイズは丈夫な帆布生地で出来ていて中に樹脂プレートも入っているので型崩れしにくい。
サイズもエジソンペンダントライト2つとビーコンライト、ANKERのモバイルバッテリー一つが丁度収まるサイズで気に入っている。
特にペンダントライトはケーブルの嵩張りもあるのでこういった収納ケースに入れておく方が使いやすいと思う。
ツールボックス自体も雰囲気のある質感なのでテント内に置いておいてもシックにキマる事と思う。
レイルロードランタンは素で持ち歩いているのでそのままだが…。
まとめ
ベアボーンズのLEDランタンを紹介してきた。
せっかく景色のいいキャンプ場に来たのであればサイト内の見た目や雰囲気も盛り上がるものにしたいと思っている。
ランタンは割と存在感があり1つ置くだけでサイトの雰囲気が随分と変わるので気に入ったもの、サイトにあったものなど選んで飾ってみてはどうだろうか。
もし、ランタンを探している人にこの記事が少しでも参考になれば幸いである。
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