フライで使う道具、小物類

フライフィッシング

フライフィッシングではとても多くの道具類が登場しますが釣りのシーンによって必要な道具は変わってきます。

このページでは各道具の必要になるシーンとポイントについて紹介します。

【この記事で分かること】

・フライフィッシングに必要なアイテムがわかります。

・釣りの各シーンでの必要度が分かります。

ウェア、道具類

フライベスト

小物類やフライを収納出来るチョッキです。

フライ用の物だと、背中にランディングネットを装着出来るものが多いです。

主に渓流など足場の悪い所を釣りあがっていくような状況においてロッドを手に持ち、他の道具も持ったような状態では仕掛けを作ったり、糸を結んだりしにくく釣りに集中することが出来ません。

ベストが無ければフィッシングバッグなどで代用するのもありです。

ポンドタイプの管理釣り場で安全に荷物が置けるような場所ならば必ずしも必要ではありません。

ウェーダー

渓流などを釣りあがっていく時、どうしても川を横切らなければならないような場合やよりポイントに近づいて釣りをしたい場合に重宝します。簡単に言うと胸のあたりまで長さのある長靴のようなもので水の中に入るための装備です。

ただ、素材によっては蒸れやすく夏場の釣りでは結構つらいこともあります。ウェットウェーディングと言ってウェーダーの材質がウェットスーツのような物(クロロプレン製)が出ていて、水に入っている間は夏場でも快適です。

最近だとゲーターとウェーディングシューズという組み合わせもあります。こちらも簡単に言うと膝上丈のウェットスーツに沢登りシューズを組み合わせたものでウェーダよりも動きやすく胴部分が無いので涼しいです。暑い時期はゲーターがおすすめですね。

この装備もポンドタイプの管理釣り場の場合は必要ありません。(水に入ることがないので)

ランディングネット

魚を釣り上げた際にすくい上げる網です。

釣り上げた魚を直接手で掴んでしまうと魚の体表についている粘液が剥げダメージを受けてしまいます。キャッチ&リリースをする際にそのダメージを最小限にする役割をランディングネットは持っています。

また、ランディングネットは様々な木材や網の色などデザイン性の高いハンドメイド品も多くありフライフィッシングを華やかなものにしてくれる道具の一つでもあると思います。

気に入った物を選びたいですね!

帽子、偏光グラス

フライフィッシングでは針の付いた糸を頭上で振り回します。渓流に行けば藪を漕いだり木の枝の下を潜ったりもします。また天気のいい日に日差しを防いだり水面のギラツキを抑えて釣りをしやすくするなど、主に保護目的で帽子と偏光グラスはマストアイテムです。

クリッパー

余分な釣り糸をカットするためのハサミです。フライフィッシングではフライを何度も結びなおすため必ず持っておいたほうが良い道具です。

フライは糸を結ぶ穴がヘッドセメントというもので塞がっていることがあり、フライ用のクリッパーはヘッドセメントを落とすための針がついていたりします。

小物類

プライヤー

釣った魚がフライを飲み込んでしまったりした際、魚を傷付けずに外すための道具です。

リリースをする場合、無理やり針を外すと魚が弱ったり、フライが痛んだりするので持っておいたほうがいいです。

フロータント

ドライフライの浮力を高める、濡れてしまったフライの水分を取って浮力を復活させるためのアイテムです。ジェルタイプ、パウダータイプ、スプレータイプなどがありますがいずれかを持っているとドライフライでの釣りが快適になります。ジェルとパウダーがコスパも良く使いやすいと思います。

ストマックポンプ

釣った魚のお腹から食べた物を吸い出すためのスポイトです。

なぜそんなことをするかというとその時に魚がどんな餌を食べているかを把握しフライ選択の参考にするためです。マッチザハッチの理解を深めるにはいいアイテムですので興味のある方は使ってみてください。

インジケーター

ニンフ、ウェットフライの釣りなどでフライの場所の当たりを付ける目印です。浮きの代わりにもなったりします。(フライではルースニングと言います)練りけしのようなタイプやシールタイプなど何種類かありますがいずれかを持っているといざというとき便利です。どれもティペットを結んだ結び目付近につけて使います。

水温計

シーズンの初めの頃や、天気のいい日など水温によって魚の活性や虫のハッチが変わります。水温を知ると釣果アップにつながるかもしれませんよ!

まとめ

今回紹介した道具類は必ず専用のものを持っていないと釣りが出来ないというものではありませんがいづれも持っておくと便利なものです。

また、釣りに行く場所、シーンによっても必要な道具は少しづつ変わってきますので必要に応じて揃えてもいいと思います。例えば、家族で楽しめるようなポンドタイプの管理釣り場でウェーダーやベストをガッチリ着込んでいったら少し浮いてしまいますよね。

徐々にお気に入りの道具を揃えていき、釣りを楽しくしていきましょう!

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