オーストリッチのマラブーを使う理由とタイイング

ウェットフライ

こんにちはnakiです。

エリアフライフィッシングではマラブーが良く使われます。

少しロングキャストをして魚のいる棚までフライを沈めてリトリーブしてくるのが一般的な使い方。

今回はそのマラブーのマテリアルを少し変えてタイイングしてみました。

普通のマラブーにはスレているかもしれません

管理釣り場の定番フライであるマラブーですか、定番過ぎて若干魚がスレ気味ではないかなと思っています。

そこで、マラブーよりもハリのあるオーストリッチにマテリアルを変えてみたら水中でのフライの動きにもハリがでて魚にアピール出来るのではないかなと。

と言うわけで作りました。

オーストリッチマラブーのタイイング

通常のマラブーと比べると若干ですがシャキっとした動きになります。

フライに少しアクションを付けても釣れるフライなので釣っている感があります。

〔使用するマテリアル〕

  • フック:TMC113BLH#10
  • スレッド:8/0ブラック
  • テイル:オーストリッチ
  • ボディ:オーストリッチウィング
  • ダビング:スペシャルフラッシュ?(ニンフ用のダビング材です。)

フックは大きい魚が掛かっても大丈夫なようにニンフ用の太いシャンクのものを使っています。

オーストリッチはボディとテイルで使う羽の大きさを変えて変化を出してみました。

バイスにフックをセット、ウエイトを巻き付けます

フックにスレッドを掛けてレッドワイヤーを固定しシャンクに巻き付けていきます。

ワイヤーの上からスレッドを何往復か巻き付けて補強していきます。

そしたらシャンクの最後までした巻きします。

テイルを取り付けます

小さい方のオーストリッチのファイバーを大体長さが揃っている辺りから10本くらい根本から切り出します。

シャンクの倍くらいの長さで巻き留めます。

もう一度オーストリッチを切り出してテイルを追加、ボリュームアップです。

しっかりテイルの根本を巻いて固定したら余ったオーストリッチを上に持ち上げ一まとめに。

スレッドは少し逃がしておきます。

余ったオーストリッチを少しシャンクに巻いてからスレッドで固定、残りをカットします。

そしたらスレッドを数回巻きつつシャンクの3/2くらいまで戻しておきます。

ボディを作ります

スレッドにワックスをかけてダビング材を少し撚り付けたらシャンクの真ん中過ぎくらいまで巻きます。

※ダビング材の行程は作る人の好みのなのでなくてもいいかも。

大きなオーストリッチを用意します。

オーストリッチフェザーと言うらしいです。

ファイバーを2本切り出しフックに巻き留めます。

タワシの如くグリグリ巻いていきます。

いっぱいまで巻いたらスレッドで固定、余った部分を切り取ります。

完成!

頭にスレッドを少し巻いたらフィニッシュします。

ヘッドセメントを使ってスレッドの部分を固めたら完成です!

使い方

基本的に普通のマラブーと同じ、キャストしてはリトリーブの釣りかたです。

リトリーブの時に緩急をつけたりと少し変化を出してやるとそこが食いポイントになります。

特に寒い時期に効果があるような意識で作りました。冬は大物が釣れますからね!

まとめ

普通のマラブーでいまいち釣果が出ないときに使えるフライを作って見ました。

マテリアルがオーストリッチになっただけですが、意外と水中での動きが変わるのか私の行っている関東の管理釣り場では反応が良かったです。

簡単にタイイング出来るので、いくつか作って冬のエリアフィッシングに備えて見ませんか?

今回は以上です。

いつも読んでいただきありがとうございます。

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