ピーコックバックパラビートルのタイイング!

テレストリアル

こんにちは!nakiです。

その名の通り、パラビートルのバック部分をピーコックに変えたフライです。
ピーコックソードを主に使うことによって煌めき感が増していかにも釣れそうなフライになったと自分では思っています。

テレストリアルとして良く使えるパターンだと思います。

今回はピーコックバックパラビートルのタイイングについて紹介していきます。

ピーコックソードを使ってアピール度を高める

これがピーコックソード。
ピーコックハールと比べると色が鮮やかで見る角度によっても色が変わるステキマテリアル。

1本づつが短めなのでボディに巻いたりするのは大変ですが、色の変化があるアピール度の高いフライを作れるので持っておくと何かと使えます。

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ピーコックバックパラビートルのタイイング

フライ全体がピーコックで出来たフライになります。
ピーコックソードを適所に使いフライのアピール度を高めています。

〔今回使用したマテリアル〕

写真、ごっちゃりしていてスミマセン(汗…)

  • フック:がまかつC12 #12
  • スレッド:8/0Tan
  • アブドメン:ピーコックハール、コパーワイヤー
  • ボディバック:ピーコックソード
  • ソラックス:ピーコックソード
  • ポスト:エアロドライウィングオレンジ
  • ハックル:コックネックダークダン

フックをバイスにセット

今回のフライは、ボディが少し水に絡んだ方がフライ的にアピールできるかと思ったのでカーブの強いフックを使っています。

下巻き、ハックルポストを作ります。

シャンク部分3/1くらい下巻きして、エアロドライウィングを2束取り付けます。

エアロドライウィングを立ち上げてハックルポストを作っていきます。

ポストの高さは後でピーコックをボディに巻くので少し高めにしておいた方が良いと思います。
大体6㎜くらいかな?

ボディを巻く予定の部分までスレッドを下巻きしていきます。

アブドメンを作ります。

まずはコパーワイヤーを後ろに巻き留めます。

次にピーコックソード。
ボディバックに使うので今回のフックサイズだと大体8本くらい巻き留めておきます。

更にピーコックハールを2本取り付けます。
これがアブドメンになります。

写真でも分かりますがこれだけハールとソードで色の鮮やかさに違いがあります。

ピーコックハールをハックルポストのな元まで巻いていきます。
スレッドで留めておきます。

コパーワイヤーをハールとは逆回転で巻いてボディを補強します。
これもポストの根本で留めておきます。

次に巻き留めておいたピーコックソードを折り返してボディバックを作ります。
これもポストの根本で留めて他の余った部分も含めてカットしておきます。

これでアブドメンが完成です。
これだけでも大分虫っぽくなったと思います。

ハックルを取り付けておきます。

通常のパラシュートフライとハックルの選び方は同じです。
ポストに巻き留めたら、余分な部分はカットしておきます。

ソラックスを作ります。

ピーコックソードを数本切り出してフライに取り付けます。

巻いていきます。

スレッドで留めて、余った部分をカット、ヘッド部分をスレッドで巻いたらスレッドをポストの後ろ側にかけておきます。

ハックルを巻きます。

大体7~8回転くらい。
少し厚めにハックルを巻いていきます。

巻いたら、スレッドをポストの根本に巻いてハックルを固定、スレッドをヘッド側に持ってきてハーフヒッチでフィニッシュします。

完成

ハックルの余った部分とポストをカットして、ヘッドをヘッドセメントで固めたら完成です。

少し角度を変えて。

若干下側から見たシルエット。

夏~秋のテレストリアルシーズンに

夏から秋にかけての陸生昆虫が活発に飛ぶ季節に良く使えるフライを想像して作っています。

カナブンやタマムシなどのイミテートとしても効果が期待できるのではないでしょうか。

関東で9月の源流イワナで実績があります。
今度、小型の昆虫がよく飛んでいる秋の管理釣り場でも効果を試してみようと思っています。

まとめ

ピーコックソードを使ったパラビートルタイプのフライをタイイングしました。
ピーコックソードを使うことで通常のフォームバックパラビートルよりも色が鮮やかでアピール度の高いフライが出来上がります。

このフライのタイイングは難しくありません。

フライボックスに何個か入れておけばボックス内が華やぎます。
実力もそれなりに期待できるフライなのでぜひ作ってみてください。

今回は以上です。
いつも読んできただきありがとうございます。

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